お金とはそもそもどんなものか

ここにAさんとBさんという二人の人間がいます。そしてAさんが100円玉を1枚もっているとします。
BさんはAさんの持っている100円が欲しかったので、家を一軒つくってAさんに100円で売りました。
100円はBさんの手元に来て、Aさんは家を一軒所有することになります。
今度はAさんがBさんのもっている100円を欲しいと考えるようになり、家を一軒つくってBさんに100円で売りました。
Aさんは家一軒と100円を所有し、Bさんは家を所有している状態になります。
BさんはAさんの持っている100円をまた欲しいと思ったので、今度は車をつくってAさんに100円で売りました。
Aさんは家一軒と車を一台所有し、Bさんは100円と家を一軒所有していることになります。
次にAさんはまたまたBさんの持っている100円を欲しいと思ったので、同じように車を一台作ってBさんに売りました。
この時点で、100円玉ははじめと変わらず1枚のままですが、二人の間では家が二軒と車が二台生まれています。
こうして、二人の間を100円玉一枚がなんども往復することで、二人ははあらゆる価値ある財産を所有していくことになります。
そうして多くの財産を築き上げたAさんとBさんはその財産を担保に100円玉をさらに数十枚発行しました。
すると、二人の間で行き来するお金が増えて、さらにたくさんの財産が生み出されていくことになったのでした。

…この話は「お金とは何か」ということを率直に表しています。

お金は人と人の間で価値ある財産と交換されることで、富を増やしていけるものです。
お金の数は変わらずとも、富は増えていきます。そして、そのお金が多くなれば価値ある財産が生み出される速度も増していきます。
ここで注目すべきことは「お金が欲しい」という欲求がトリガーになって富が生み出されているということです。

お金を欲しがることは、いいことなんです。
そのことでこの世界がもっと豊かになっていくのですから。
日本人の多くは「お金の話はいやらしい」そんな偏見を持っています。

きっとあなたにも経験があると思います。
お金の話になった途端に場の空気が凍りついてしまい、気になるのにあまり突っ込んで聞けなかったりしたこと。

なぜでしょうか。

その答えは簡単で
そういう教育をされてきたから。

これ以上でも以下でもありません。

ですが「なぜお金の話をしたがらないのか」の原因を考えたところであまり意味はないでしょう。
お金の話を堂々とできない、ということ自体に問題があるからです。

お金はいやらしいとか、いやらしくないとかその二択で考えても何の答えも出ません。
なぜなら、どちらでもでもないし、どちらでもあるからです。それは扱う人間の気持ち次第でどうにでも変わります。
たとえば「お金の話はいやらしい」そう考えている人はお金が必要だという現実に目を背けているだけかもしれません。

本当は欲しくて欲しくて仕方ないのに「いやらしくなっちゃうから…」と言ってお金の話をしようとしない。
この場合、いやらしいのはお金ではなくて、興味があるのに話をしないそうした人自身の考え方ではないでしょうか。
そして、お金がいやらしいのか、いやらしくないのかは正直どちらでもいい話なのです。

お金は世の中の価値と価値を交換するための切符にすぎません。

もともとこの世の中にはお金は存在しておらず、物々交換で社会が成り立っていました。
その延長線上で、物々交換ではまかないきれない人々の生み出す価値の交換をマッチングさせるツールとしてお金は発明されました。
なので、社会で生きて行くためにはお金の話は「とても重要」で、どう考えてもせざるを得ないし、だからこそ堂々としていいものなんです。

○○○○円は欲しいとか、どうしたらもっと稼げるのかとか、もっと当然のように会話して大丈夫です。

なにをするにしても、お金は絡んでくるものですし、そこに善も悪もありません。
価値を交換し合い、この社会がより豊かになっていくためにただ流れているだけのものなんですから。

お金の話は堂々としましょう。

成功している人間でお金の話を嫌う人間など一人としていません。
成功者の考え方はシンプルです。生きて行くためにも自由になるためにも何をするにもお金が必要。だから、お金に興味を持ち、前傾姿勢でお金と向き合い、どうすれば稼げるだろうかと考えて行動してきたから成功しているんだと思います。

重要なものだから考えるし、話し合うし、求めるし、与える。
そうした当然のスタンスでいればお金の話がいやらしいとかいやらしくないとかも思わないでしょう。

時に「世の中はお金じゃない!!」とドヤ顔で言っている人を見かけたりします。
そうしたことを言われるたびに私は「そんなの当たり前じゃないか」と思うわけです。

お金っていうのは先にも述べた通り「価値を交換するためのツール」です。
それに優位性を勝手に見出したり、付加価値を先入観でつけてはいけません。

お金はお金以上でも以下でもないのですから。
ましてや「世の中はお金じゃない」なんてのは当たり前の話です。

そもそもが、お金は人がお金以上に「大切だ」と思う何かがあったからこそ生まれたものです。

それらの価値を交換する必要性が生まれて、その交換を通してあらゆるものを生産し合い、
より文明を進化させていくために必要なもの、それがお金というツールなんです。

なので、お金の話はどんどんとしていいと思います。むしろしないことの方が不自然なんですね。
お金は何をするにしても重要なモノです。なので、もっともっと堂々とお金の話をしましょう。

そして、欲しがっていいのです。それでこそお金は存在理由が生まれるのですから。

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