事業が理念を持つことの大切さ

どうもこんにちわ。島田です。
少し前に、事業の目的はなんですか??と友人のビジネスマンに聞かれたことをキッカケに理念について考えるようになりました。
また、僕が20代の頃に会社員としてお世話になっていた企業(なんと創業以降15年間売上がずっと右肩上がりの会社でした)が理念をとても大切にしていたことなどを思い出しました。
そんなこともあり、改めて理念の重要性をまとめて見たく思い記事を書いています。

この理念というものは言い換えれば企業の「遺伝子」のようなものです。
人間の体に遺伝子が存在しているように、その企業が行う事業やサービスの全てにその遺伝子たる理念が流れていることがその企業の強度を増します。

冒頭で触れた「事業の目的はなんですか?」という問いの答えこそが、僕は理念ではないのかなと思います。
売上を出すこと、利益を出すこと、は目的ではなく事業が事業であるための条件のようなものです。
企業は売上を出し続けなければ存続ができません。ですが、売上を出すことが目的ではないのです。

では、世界中の有名企業の理念を見て見ましょう。

Twitter

To give everyone the power to create and share ideas and information instantly, without barriers.
訳:全ての人が、障壁無く、瞬時にアイデアや情報を作成、共有できるようにする。
https://about.twitter.com/company

Facebook

To give people the power to share and make the world more open and connected.
訳:共有を広げ、世界をもっとオープンにし、人々の繋がりを強める。
https://www.facebook.com/facebook/info?tab=page_info

Dropbox

The mission of Dropbox is to simplify life for people around the world.
訳:Dropboxの使命は、世界中のユーザーの日常をシンプルにすることです。
https://www.dropbox.com/news/20111027

Microsoft

世界中のすべての人々とビジネスの持つ可能性を最大限に引き出すための支援をすること。
http://www.microsoft.com/ja-jp/mscorp/mission/default.aspx

Coca-Cola(コカ・コーラ)

・世界中にさわやかさをお届けすること
・前向きでハッピーな気持ちを味わえるひとときをもたらすこと
・価値を生み出し前向きな変化をもたらすこと

Nike

To bring inspiration and innovation to every athlete in the world.
訳:世界中の全てのアスリートにインスピレーションとイノベーションをもたらすこと
http://help-en-us.nike.com/app/answers/detail/a_id/113/~/nike-mission-statement

(まとめ参照元:http://liginc.co.jp/life/matome-life/133067

いかがでしょうか?
理念を見事にその展開しているサービスで実現し、さらにその精度を高めることで事業を成長させていることがわかるかと思います。

デザインをしている中で様々なクライアントから「売上げを上げたい」「コスト削減」「今後来るであろうニーズを教えて欲しい」など相談いただくことがあります。
とても大切なことだと思います。
ですが、そのたびに僕は「逆に〇〇社長はなにで売上を出したいんですか?」と聞き返したりします。
そうすると少しの沈黙の後、何かを感じたように「何で売上を出したらいいんだろうね」と聞いてくれます。
そこで僕が「少なくとも売上を出すために売上を出しているわけではありませんよね。」とお答えするんです。

何によって売上を出すのか、そしてその売上は何のための次なる資金となるのか。
それを言い現わすものが理念だと僕は思います。

理念の重要性は直接的に売上を出したり、コストを削減するものではありません。
ですが、企業が大きくなればなるほどその理念が事業に昇華されているか、社員教育は行き届いているか、使うべき場所に資金を回せているのか無駄はないのかということの指標になって来ます。
理念を持たぬ事業、また持っていても飾りのようになってしまっている事業は瞬間的な売上は出せても、継続し発展していくことが非常に難しいのです。

自分の企業は何のために存在しているのか、またそのためにどんな事業を行なってくのか。
その企業は唯一無二の理念を掲げ、それを社内に浸透させることで初めて光合成を始めるのです。

コスト削減や市場調査や事業分析などを行い事業を洗練させていくことはとても大切なことです。ですがそれは、実施の段階であり、それによって会社の在り方そのものを決定づける要因ではないということです。

仮に理念を持たず、その浸透も行わず、「売上を出すこと」だけを考えて事業を運営したならば確実にレッドオーシャン市場で価格競争を行うことになります。
なぜなら、その企業の付加価値がないからです。そして、価格競争は莫大な資本を持っている大企業に軍配が上がるでしょう。

そして大切なことですが、理念は独りよがりではいけません。
「何をしたいのか」ではなく「何で人々に貢献したいのか」に対するアンサーである必要があります。
そうでなければ、自己満で終わってしまうからです。唯一無二の理念を掲げてそれを遂行するために事業を洗練させていくこと。
そうすることで独自のニーズを発掘し競合のいないブルーオーシャンで事業を行うことができるのです。

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